お茶農家5代目が挑む、原料のさつまいも作りにこだわった干し芋
ヤマウメ謹製『紅はるかの角切り干し芋 チャック付き』大盛 約700g 静岡県牧之原市 富田佳通さん ※常温 クロネコゆうパケット
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商品説明
(株)ヤマウメの富田社長は5代続くお茶農家に生まれました。就農から下がり続けるお茶の卸価格に危機を覚えて第二の事業として始めたのが、さつまいも作りと干し芋作り。お茶農家が「お茶請けとして旨い干し芋」を作ることにこだわりました。肉厚の角切り干し芋で、旨さが抜群。是非、一度お召し上がりください。チャック付きなので保存も便利です。
【海辺の砂地で作るさつま芋】
さつまいもは、海辺の砂地で栽培されています。繊維が細かくなり、食味も滑らか。ひと味違います。土だと抵抗により根が徐々に太くなります。その分、繊維も硬くなり皮も厚くなります。砂地は、抵抗が少ないので、ストレスなく下まで一気に伸びます。きめ細かな砂の土壌は、繊維が少なく皮が薄いさつまいもが育つのです。さらに、滑らかな舌触りになり、焼き芋にしても干し芋にしても違いがでます。
土だと抵抗により根が徐々に太くなります。その分、繊維も硬くなり皮も厚くなります。砂地は、抵抗が少ないので、ストレスなく下まで一気に伸びます。きめ細かな砂の土壌は、繊維が少なく皮が薄いさつまいもが育つのです。さらに、滑らかな舌触りになり、焼き芋にしても干し芋にしても違いがでます。
【原料の芋を50日以上熟成して甘さを増します。】
芋は定温で保存し、糖度を最大限に高めてから干し芋にします。そして、必ず天日干しをすることにこだわります。12〜2月までは100%天日干し。3月以降、気温が高くなると天日干しが出来なくなるので、3月以降は一次乾燥は冷風機での乾燥を行い、二次乾燥で天日干しをします。
「ただ乾燥させるだけとは違い、香りが促進されるんです。30分だけでも天日にあてると太陽の香りがします。旨みは、糖度のように数値化できませんが、日光には美味しさを増す何かがあるはずです。」と富田さんは言います。
※オーブンで軽く(30秒ほど)炙ると、とても柔らかくなります。硬いと感じる方は是非お試しください。
※芋の表面に出る「白い粉」は、糖分が表面にでたものです。安心してお召し上がりください。
※水分量が少ないので、傷み、カビ等は基本はでませんが、長く楽しみたい方は冷蔵庫での保存をおすすめします。
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賞味期限 | 目安として発送から一ヶ月 |
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保存方法 | 常温。気温が上がってきたら冷蔵庫での保存をお勧めします。袋を開けたら早めに食べきるのがオススメです。 |
○第二の事業をさつまいもにした理由は、お茶を売りたかったからです。
「干し芋はお茶請けとしても相性がよいですから。美味しい干し芋を作ることでお茶が一緒に売れてくれたらよいという思いで始めました。お茶は2000年位が卸売り価格のピークで、現在(2024年)は当時の半分の価格でしか売れないんです。加えて重油は一番安い時が35円/1Lで、今は100円/1Lほどと約3倍に値上がりしてます。お茶は本当に厳しい状況ですよ。」
2,000年という事は、ちょうど富田社長が就農する少し前の時代です。富田社長はずっと下り坂しか経験したことがない状況でしたが、なんとかお茶畑を買って栽培面積を増やすことで耐えてきました。
株式会社ヤマウメは、元々5haという広いお茶畑をもっていましたが、高齢化により、年々やめる生産者が増える中、農地を引き受ける形で現在は15haという広大なお茶畑を管理しています。
単価が下がる状況では、面積を増やさなければやっていけない事情もあり、一時は栽培、収穫、お茶揉みを全て自分で行い、体調を崩したこともあるそうです。
現在では、社員を雇えるようにまで規模を拡大し、第二の事業である、さつまいもの畑も増えています。行政との連携を密にとり、地元の活性化をしていきたいと語る姿は、家業であるお茶と農業に対する深い愛情を感じます。
○徹底した土づくりで旨味のある芋を栽培。根が発達したさつまいもを栽培します。
生産者としての強いこだわりから「美味しいお茶を作るには、美味しい茶葉から。」との考えを持つ富田さん。その考えは、さつまいも作りにおいても発揮されています。お茶栽培では、有機肥料をたっぷり使い、特別栽培という農薬・化学肥料を大きく減らした栽培をおこなっています。有機肥料により、お茶の味がまろやかになり、明らかに違いがでるそうです。
富田さんは、さつまいもの栽培でも美味しさを求めていろいろと試してきましたが、最終的には、100%有機肥料だけを使った栽培にたどり着きました。旨味が全く違うそうです。土から掘り起こしたさつまいもの写真を見れば細い根が発達しているのが良くわかります。この細い根と土中の微生物は共生関係にあるのです。
「あるとき、酵素を使った肥料を使ったところ、さつまいもが細胞レベルできめ細かくなったんです。根の張りも良くなり、微生物が住む土づくりがうまくいっていることを実感しました」
酵素が、微生物による有機肥料の分解を促進し、それによって細い根が発達して旨み成分を吸収していることを実感しているそうです。過去には1年間酵素をやめたことがあったが、味が落ちたことを感じすぐに戻しました。
お薦め調理法
食べ方アレンジ
そのままでも十分美味しいですが、トースターで軽く炙ることで(30秒ほどで十分)さらに柔らかくなり、芋の風味が増します。
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